眠れぬ本 |
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| 眠れぬ夜は、読書でも
表紙と題に惹かれ、心休まる
ロマンチックな話かと期待して
読み出したが。。
野犬の行動学者が観察中に事故で死にかけ、 その野犬(ピットブルのダミアン)に命を助けられる。 飢餓で瀕死の野犬を、「借りを返す。」と連れ帰り命を救う。 回復した犬が預けられた先は、大学の動物実験管理センター。 「死亡させない実験にのみ使用可」として。 銃弾実験、毒物実験、ストレス実験etc..死ぬより辛い実験に使用されていく。 センター内でバイトをしてるエリザベスは、ダミアンと不思議な心の絆で結ばれていく。 ダミアンは人に飼われた記憶は無いが、心の「声」が人の側の居心地の良さ、喜ばす喜び、人を神と崇める心を囁く。 3代に渡り外科医の家庭で育ち、実験動物に「物」以上の感情が無かった彼女に心の変化が起こっていく。 周りに隠れて犬と会い遊びの中から、犬に言葉を教え、いつしか会話ができる犬になった。 エリザベスは色々な手段でセンターからダミアンを救い出そうと、医学の道を棄て、法を犯す。 やっとダミアンと逃亡することになったが、「話せる犬」を利用しようとする大学側の追ってに見つかり、逃げる途中事故でエリザベスは死んでしまう。
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| 心温まるの心構えで読み始めたので、
動物実験の話には心が痛み、吐き気を催し、
思わず本を閉じて読むのを止めようと何度も思った。
でもきっと最後は「ハッピーエンド!」
これを期待して、一気に読破したのに、
最後は主人公の女性の死。。。
ダミアン(犬)の健気さ、いじらしさに心を打たれ、
人間の非道さ、残酷さだけが残った。
う~~ん、余計眠れなくなった。。
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1月20日(金) | トラックバック(0) | コメント(2) | 日々の出来事 | 管理
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う~ん・・
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| そのお話が創作で単に物語だったとしても、現実はそう違わないのかな。 企業の動物実験も獣医大学の実験も相当悲惨だと聞きました。
『宇宙に初めて行った犬』ってのも、『行かされた』わけで。人間の期待に応えようと笑顔のそのコが切ない。 戦争での特攻隊みたい・・な。
どう考えても、人間は犬に与えてるつもりで、犬から与えられているモノの方が多いのでしょうね。
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by ジュジュママ | 1月20日(金)
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ジュジュママ
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| そうなんですよ、そう。。犬の方が神さまに近い。
人間の期待に応えたい、たった一言でも褒めてもらいたいと思ってるのに、 自分はどれだけそれに応えてきただろう? 自分にも考えさせられましたわ。
これが創作であって欲しいと何度も思ったけど、これが現実なんでしょうね。 動物実験、センターでの殺処分、人は知らないことが多過ぎる。 それを知ったら、このままで良いと思うはずないですよね。
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by ううたん | 1月21日(土)
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